トッパン・フォームズ、帳票データの効率的な管理を支援するクラウドサービス「DocValue Contents」

　トッパン・フォームズ株式会社は20日、「保管」「検索」「共有」の各機能をパッケージ化した帳票データ管理クラウドサービス「DocValue Contents」を発表した。同日よりベータ版を提供開始し、正式版は7月24日の提供開始を予定している。

　DocValue Contentsでは、帳票データや画像などのコンテンツをクラウド上で一元管理し、版管理やデータの共有によって帳票改訂対応の効率化などを実現するサービス。全文検索機能により、テキストや属性情報から改訂個所の一括検索が可能なほか、イメージや文言の変更個所を明確に差分表示することで、校正精度が向上するという。

　また、進ちょく管理と情報共有を支援するプロジェクト機能や、承認過程の見える化を実現するワークフロー機能なども搭載した。

　価格（税別）は、初期費用が400万円から、月額費用が30万円からで、利用可能ストレージは1TB。

　トッパン・フォームズではこのサービスを、多数の帳票を取り扱うだけでなく、法改正や規約変更などへの対応によって帳票を改訂する機会の多い、金融機関や官公庁・自治体を中心に拡販し、2020年度までに100ライセンスの販売、10億円の売上を目指すとしている。