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パラレルス、SCCM上でのMacデバイスの管理を向上させる「Parallels Mac Management 7 for Microsoft SCCM」

 パラレルス株式会社は13日、マイクロソフトのデバイス管理ツール「System Center Configuration Manager(SCCM)」上でのMacの管理を向上させる「Parallels Mac Management 7 for Microsoft SCCM」の販売を開始した。

 Parallels Mac Management 7 for Microsoft SCCMでは、Macクライアントのインターネットベースの管理に対応。企業ネットワークに接続されていないMacに対しても、インターネットに接続していればコンプライアンスを維持して管理できるようになり、SCCMのインターネットベースのネイティブ管理機能を、Parallels Mac Managementで管理されているMacにまで拡張できる。

 「非OSDタスクシーケンス」をサポートし、旧バージョンでは必須だった「macOSをデプロイする」手順がないタスクシーケンスを作成することにより、効率を向上。IT管理者はWindows PCを管理するときと同じように、SCCMタスクシーケンス機能を使用して複数のソフトウェアパッケージのデプロイやMacデバイスの構成ができるようになった。

 また、ネットワークからタスクシーケンスウィザードを起動せずに、ブートメディア(USBフラッシュドライブまたは外部HDD)を作成するための、外部USBドライブからのオフラインmacOSイメージ展開機能を搭載。これにより、複雑なネットワーク構成でのmacOSイメージ展開が簡素化できる。

 このほか、管理者がMicrosoft SCCMコンソールからMacハードウェアインベントリの収集を開始できる機能や、インプレースアップグレードに対応した新しいインストーラー、Macクライアントのマニュアル認証などを追加した。

 Parallels Mac Management 7の価格は、1台のMacにつき年額5000円(税込み)で、最小購買本数は100ライセンス以上。