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日本IBM、デベロッパー向け情報ポータル「IBM Code Patterns」開設

アプリ開発に役立つアイデアやコードサンプルを日本語で公開

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、デベロッパー向けの情報ポータルサイト「IBM Code Patterns(コードパターン)」を、11日に公開した。最新テクノロジーを活用して、ビジネスで利用可能なアプリケーション開発において参考になるアイデアやコードをまとめているという。

 IBM Code Patternsは、具体的な問題を解決するためのアプリケーション作成にあたって役に立つ、実践的な情報を提供する開発者向けポータルサイト。それぞれのパターンは、短い概要説明、全体を俯瞰(ふかん)できるフロー図、GitHub上にApache License 2.0で公開されているソースコードで構成され、開発者が短時間に読めるようになっているという。

 また、すぐに試せるデモ環境を提供するパターンや、パターンを用いてアプリケーションを実装する方法の解説動画へリンクしているページもあるとのこと。

 パターンは例えば、「ブロックチェーン技術を使って寄付金の使い道を追跡する」ためのものなどが提供されており、英語版では133種類(6月6日時点)、日本語版では70種類ほどのパターンが用意されている。なお、関心のある技術テーマや業種、アプリのデプロイ形式を使ってパターンを絞り込むことも可能とした。