テラデータ、フルマネージドのアナリティクスサービス 「Teradata IntelliCloud」をAWS東京リージョンで提供開始

　日本テラデータ株式会社は23日、大規模アナリティクス向けのクラウドサービス「Teradata IntelliCloud（以下、IntelliCloud）」の提供を、アジア太平洋地域に拡大すると発表した。

　これにより、日本では新たにAmazon Web Services（AWS）の東京リージョンで、IntelliCloudの導入オプションが選択可能となる。また、オーストラリアでも同様に提供を開始。合わせて、IntelliCloudの機能を強化し、エンタープライズレベルのより柔軟でダイナミックに制御できるアナリティクスプラットフォームを提供するとしている。

　IntelliCloudは、テラデータが提供するフルマネージドのアナリティクスサービス。最先端のアナリティクスプラットフォームの導入およびパッチ適用やバージョンアップなどの運用・管理サービスをサブスクリプションベースで提供。企業は、アナリティクスプラットフォームの構築および運用管理の業務から開放され、より高いビジネス成果の獲得にフォーカスできるとしている。

　プラットフォームはAWS、Microsoft Azure、Teradata Cloudから選択でき、ISO 27001、SOC 1、SOC 2、PCI、HIPAAの各種認証を取得した高セキュリティで、稼働率99.9％を保証する。なお、日本におけるMicrosoft AzureおよびTeradata Cloudのオプション提供は、随時検討する予定としている。

　また、IntelliCloudの機能強化として、企業独自の分析エコシステムを持ち込み、それらを自社のIntelliCloudシステムと同じ環境で展開可能にするIntelliCloud向けアプリケーション・エコシステムや、企業が自社のIntelliCloudアカウントを管理および運用するためのIntelliCloud管理コンソールなどの機能を強化した。