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Synology、PCIeスロット装備の6ベイNASキット「DiskStation DS1618+」発売

 株式会社アスクは、Synologyの6ベイNASキット「DiskStation DS1618+」を発売した。予想市場価格(税別)は9万4800円前後。

 CPUにはAtom C3538(クアッドコア、2.1GHz)を採用。AES-NIハードウェア暗号化エンジンを搭載する。メモリはDDR4-2133 SODIMM 4GB×1を搭載し、最大16GB×2までの拡張が可能。6つのベイは、RAID 5+RAID 5の3+3ベイや、RAID 6/5+RAID 1の4+2ベイの構成にも対応する。

 本体背面には、eSATAポート×2を装備しており、オプションの5ベイ拡張ユニット「DX517」を2台まで増設することで、最大16台のドライブを追加できる。USB 3.0×3も装備する。

 背面にはギガビット対応の有線LANポート×4も装備し、リンクアグリゲーション有効時の転送速度は読み取りが1550MB/s以上、書き込みが580MB/s以上。

 このほか、PCIe x4 Gen 2.0スロット×1を装備しており、オプションの10GbE対応ネットワークカードや、M.2 SATA SSDスロット×2を装備するアダプターカード「M2D17」を搭載可能。

 OSにはDSM 6.2、ファイルシステムにはBtrfsを採用し、スナップショットに対応する。さらに、2台のNASキットを1つのHAクラスタとすることで、物理的な故障やサービスの停止などに対して安定性を高める「Synology High Availability」にも対応する。

 本体サイズは282×243×166(幅×奥行×高さ)、重量5.05kg。