NEC、エンタープライズサーバー「NX7700xシリーズ」新製品5機種を発表、運用サービスを強化

　日本電気株式会社（以下、NEC）は14日、企業や官公庁の基幹業務システムの中核を担うプラットフォーム製品群の強化として、エンタープライズサーバー「NX7700xシリーズ」の新製品5機種と、システムの運用性・保守性・可用性を向上させる「システムマネジメントサポート」の強化を実施し、販売を開始した。

　NX7700xシリーズの新製品は、Intelのサーバー向けプロッセッサーであるXeon Scalableファミリーを採用。大規模サーバーやサーバー統合基盤など基幹系業務システムに適した4Wayラックモデルの「A5012M-4」や、コストパフォーマンスに優れたモデルの「A5010M-4」など、さまざまな規模のシステム要件に対応する。また、最長10年間の「長期保守対応モデル」も用意し、システムの長期安定稼働によるシステム更新コストを削減する。

NX7700x/A5012M-4

　製品のラインアップと価格（税別）は、「NX7700x/A5012M-4」が341万8000円から、「NX7700x/A5012L-2」が429万2000円から、「NX7700x/A5010M-4」が194万3000円から、「NX7700x/A5012L-2D」が268万7000円から、「NX7700x/A5012L-1D」が253万円から。長期保守対応モデルは要問い合わせ。出荷開始日は、NX7700x/A5012M-4、NX7700x/A5012L-2、NX7700x/A5010M-4が6月29日、NX7700x/A5012L-2D、NX7700x/A5012L-1Dが9月28日。

　また、顧客のシステム運用を支える「システムマネジメントサポート」に、NX7700xシリーズ向けの「NXサポートオプション」を新設。顧客システムの全体を把握したアカウントサポートチームが製品技術専門スタッフと連携し、システム障害や技術問い合わせに対応する。

　システム移行の支援体制についても強化。提案・設計から構築・評価、運用・保守に至る各フェーズの支援サービスを提供し、UNIXシステムやメインフレームからNX7700xシリーズをベースとしたLinuxシステムへの移行を支援する。