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沖縄クロス・ヘッド、HCI製品「HPE SimpliVity」専用の遠隔バックアップサービス

 沖縄クロス・ヘッド株式会社は26日、日本ヒューレット・パッカード株式会社のハイパーコンバージドインフラ(HCI)「HPE SimpliVity」向けに、自社のデータセンターサービス「OCH POWER」を組み合わせた専用バックアップサービスを5月1日より提供開始すると発表した。

 SimpliVityは、日本ヒューレット・パッカードのサーバーハードウェアをベースとしたHCI製品。一般的なHCIと同様、サーバーやストレージ、ネットワークなどの機能が統合されたアプライアンスとして提供されているが、FPGAを備えた専用アクセラレータカードやハードウェアRAIDコントローラを搭載し、ハードウェアによって圧縮や重複排除の処理を行っているため、一般的なHCIと比べて高いストレージ性能を提供できるという。

 沖縄クロス・ヘッドでは、今回、顧客に最適なHPE SimpliVityの提案活動を行える「HPE SimpliVity フォーカスパートナー」として認定されたことを受け、中小企業にDR(災害対策)対策として安価で簡単に導入できるよう、沖縄のデータセンターでDR対策を実現できる「OCH POWER BCP パッケージ HPE SimpliVity」の提供を開始する。

 同サービスでは、ネットワークやセキュリティに加え、遠隔でラックをコントロールできる機能を備えたワンストップサービス「OCH POWER BCP パッケージ」とSimpliVityを組み合わせ、シンプルな作業だけでバックアップを行えるようにしているとのこと。