MSYSがリバーベッドと代理店契約、「Riverbed Digital Performance Platform」を拡販

　リバーベッドテクノロジー株式会社（以下、リバーベッド）と丸紅情報システムズ株式会社（以下、MSYS）は24日、1次販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴いMSYSでは、「Riverbed Digital Performance Platform」を販売開始する。一方リバーベットでは、MSYSが持つ全国の販売網や顧客へのサポート力を生かし、国内の新たな販売網を開拓したい考えだ。

　Riverbed Digital Performance Platformは、リバーベッドのWAN最適化製品「SteelHead」、ソフトウェア定義型の広域ネットワーク製品「SteelConnect」、アプリケーションのパフォーマンス監視・管理を行う「SteelCentral」、ソフトウェアで定義されたエッジソリューション「SteelFusion」などから構成されるソリューション。

　アプリケーションの高速化に加えて、ネットワークやアプリケーション、ハードウェアのパフォーマンス可視化、エッジ化したストレージ管理、SD-WANといった機能を統合して提供することができる。また、ソフトウェア、UTM、SaaSの各形態が用意されており、企業がおのおのの環境に合わせたモデルを選択可能にしているという。

　MSYSでは、デジタルトランスフォーメーション（DX）を導入する企業や自治体に向け、パフォーマンスを管理・向上するソリューションとしてRiverbed Digital Performance Platformを提供する考えで、初年度に3億円の売り上げを目標とする。

　また、MSYSが以前より取り扱ってきたセキュリティソリューションを、DXを成し遂げたシステム環境を守るために提供するとしており、ITインフラの統合ソリューションとして提案を進める意向だ。