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ネットチャートとシンクスバンク、大手企業のシステム部門やエンジニア派遣会社向けの研修サービス「NetChart Extreme Learning」を開始

 IIJグループのネットチャート株式会社と株式会社シンクスバンクは24日、ICTの教育研修サービス事業で協力し、ネットワークやシステム運用管理などを行うエンジニアの育成を支援する研修サービス「NetChart Extreme Learning」の提供を開始した。

 NetChart Extreme Learningは、主に大手企業のシステム部門や、改正労働者派遣法により教育訓練が義務付けられたエンジニア派遣会社などを対象に、ネットワークやシステムの運用管理を担う上流エンジニアを育成・支援する研修サービス。

 ネットワーク分野においてトータルソリューションサービスを展開し、自社にてエンジニアの育成・研修を手掛けてきたネットチャートと、IT分野の人材教育を全国で手掛けるシンクスバンクが協力。企業の「育成したい人材像」に着目した、オーダーメイド型の研修プログラムを提供する。

 サービスでは、育成したい人材像を担当営業がヒアリングの上、必要スキルの洗い出しから研修メニューの作成、アフターフォローまで、オーダーメイドで対応する(一定人数の受講者が必要)。資格取得の場合は、目的の資格取得まで完全定額制で提供し、同じコースを合格まで何度でも受講できるため、受講者の費用負担軽減を図る。

 AI・IoT分野、働き方改革など、時流・トレンドに合ったコースを短期集中型で提供。また、エンジニア派遣会社向けにオーダーメイド型の研修プログラムを提供し、受講後のスキルアップ状況に応じて「ネットチャート人材サービスソリューションチーム」との連携により、実業務の紹介までを行う。

 サービスパッケージと1人あたりの料金例(税別)は、在宅勤務社員向け、セキュリティリテラシー・OA・ウェブ制作系講座などの「働き方改革/在宅勤務におけるセキュリティ管理」が29万6000円。プログラマー向け、Java Webシステム・開発実務研修などの「0からのスピード教育 プログラマー編」が63万8200円。新規事業開発者向け、IoT・人工知能・情報セキュリティ講座などの「ものづくりの伝統+最先端のネットワーク技術」が12万円など。

 このほか単科講座として、新しいITトレンドに対応する人材を育成する「トレンド・ニーズ講座」や、「オフィス講座」「Web/DTP講座」「ネットワーク講座」「プログラミング講座」「ビジネス系講座」などを用意する。