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トップゲート、GCP認定トレーニングコースを拡充

 株式会社トップゲートは23日、Google Cloud Platform(GCP)認定トレーニング「Data Engineering on Google Cloud Platform」を一般開講すると発表した。同コースの開講は国内で初めてという。また、それ以外にも2つの新トレーニングを順次提供開始する。

 Data Engineering on Google Cloud Platformは、ビッグデータ管理・運用担当者を対象とした4日間コース。構造化、非構造化、ストリーミングの各種データを扱っており、講義、デモ、ハンズオンラボを通して、データ処理システムの設計、エンドツーエンドのデータパイプラインの構築データの分析、機械学習の実施方法を学ぶという。初回は4月24日から。

 2つ目は、データアナリストやBI(ビジネスインテリジェンス)プロフェッショナル、クラウドデータエンジニアを対象とした「From Data to Insights with Google Cloud Platform」。

 データの読み込み、クエリの実行、スキーマのモデル化、パフォーマンスの最適化、クエリの料金、データの可視化を扱っており、GCPを活用したデータ分析と可視化によって情報を抽出する方法を、さまざまなGoogle BigQueryデータセットを利用し、実習も交えながら学習できるとしている。

 3つ目は「Architecting with Google Cloud Platform:Design and Process」で、対象はクラウドソリューションアーキテクトやサイト信頼性エンジニア、システム運用担当・責任者、DevOpsエンジニア、IT部門マネージャーなど、幅広い層を想定する。

 このコースでは、Googleのサイト信頼性エンジニアリングの設計パターンと原則を利用し、信頼性と効率性を考慮したソリューションをGCP上に構築できる人材の育成を目的とする。

 なお同コースは、GCPが提供する柔軟性の高いインフラとプラットフォームサービス概要を学ぶ「Architecting with Google Cloud Platform:Infrastructure」の後続コースとして設定されている。

 これら3つのトレーニングについて、トップゲートでは、顧客からの要望の多かった、GCPをベースとしたビッグデータ利活用やデータ分析・可視化や、GCP上へのソリューション構築を効率的に行えることを目的とする実践講座として拡充された、とアピールしている。