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レノボ、ThinkPadシリーズに情報漏えいなどのトラブルなどに対応する保険を付帯した「あんしんテレワークPC」

 レノボ・ジャパン株式会社(以下、レノボ)は13日、ビジネス向けノートPCの主力モデルであるThinkPadシリーズの一部に、テレワーク時のPCの紛失、情報漏えいなどのトラブルに対応する東京海上日動のテレワーク保険(正式名称:特定危険担保特約付帯サイバーリスク保険)を付帯し、「あんしんテレワークPC」として商品化すると発表した。

 「あんしんテレワークPC」の対象となるPCは、ThinkPad X1 Carbon、ThinkPad X1 Yoga、ThinkPad X1 Tablet、ThinkPad X280、ThinkPad X380 Yoga、ThinkPad T480sのLTE搭載の6モデル。4月17日より受注を開始し、レノボのThinkPad取り扱い販売パートナーを通じて購入できる。

 付帯する保険では、会社から貸与されるモバイルPCの利用時の情報漏えいに起因する各種損害に対して、モバイルPCのウイルス感染時の調査費用や、PCの紛失により情報漏えいした際の損害賠償金や被害者への見舞金など、モバイルPC購入企業の対応費用を補償する。対象モデルを購入すれば自動的に補償が付帯されてるため、保険会社との契約手続きは不要。

 レノボでは、テレワークを広く社内に展開するにあたり、社員の過失により外出先でPCを紛失してしまうことによるデータ消失や、情報漏えいなど、PC自体の機能ではカバーしきれない経営上のリスクやそれにかかるコストを懸念される声が寄せられていると説明。こうした声に応える日本独自のサービスとして、「あんしんテレワークPC」を提供するとしている。