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富士ソフト、Windows 7などからWindows 10への移行支援ツールを販売開始
2018年4月3日 15:31
富士ソフト株式会社は3日、Windows OSの新バージョンへの移行を支援するツール「らくらくアップグレード for Windows」のWindows 10対応版を販売開始すると発表した。
らくらくアップグレード for Windowsは、新しいWindows OSへの移行を自動化するアップグレードツール。過去のWindows XPやWindows Server 2003サポート終了時にも利用されていたが、今回、Windows 10対応版を新たに提供する。
利用中のWindows 7環境の場合は、ユーザーデータをそのまま引き継いでWindows 10にアップグレード可能なほか、新規購入したPCにWindows 10環境をセットアップすることも可能。また、Windows 7環境の既存PCのユーザーデータを、新規のWindows 10環境のPCにデータ移行することもできる。
なお利用にあたっては、OSやアプリケーションを導入したマスター機を用意し、その情報を収集ツールで収集して富士ソフトへ返送すると、マスターイメージが入ったセットアップツール(DVDもしくはUSBメモリ)が返送されてくる仕組み。そのセットアップツールをPCに挿入して再起動すると、全自動でアップグレードが実行され1台あたり約60分でWindows 10への移行が完了するとのことだ。
価格は、基本料金(ライセンス×PC100台、マスターイメージ×1本)が40万円。追加ライセンスはPC1台あたり4000円、マスターイメージは1本あたり20万円となる。また、ユーザーデータコピーは1台あたり4000円。
富士ソフトでは、2020年3月までに250社、4億円の販売を見込んでいる。