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インターコムの情報漏えい対策ソフト「MaLion 5」、PC画面操作の録画・再生機能機能を提供

NTTテクノクロスの画面操作録画ソフトと連携

 株式会社インターコムは29日、情報漏えい対策やIT資産管理を支援するソフトウェア「MaLion 5」において、画面操作の録画・再生を行える新機能を提供開始すると発表した。同機能は、NTTテクノクロス株式会社の画面操作録画ソフトウェア「iDoperation SC」との連携により実現されている。

 MaLion 5は、組織の情報漏えい対策やIT資産管理を総合的に支援するソフトウェア。Webアクセス監視、送受信メール監視、外部デバイス接続監視、印刷監視、アプリケーション起動監視、ファイルアクセス監視など、さまざまなPC操作監視機能を搭載している。

 今回提供する新機能では、従業員のPC操作をMaLion 5上でテキストベースの操作ログとして記録するとともに、iDoperation SC上で動画ベースの操作ログとしても記録される。テキストベースの操作ログは、CSV形式のファイルでiDoperation SCへ集約され、テキストログと動画ログのひも付けが自動的に行われる仕組みだ。

 管理者は、テキストベースで任意の操作を検索し、動画ログの該当個所を呼び出して頭出しで再生・確認可能になる。従業員のPC操作を動画で視覚的に確認できるようになるため、不正行為に対する早期の原因究明を支援できるとのこと。

 なおインターコムでは、業務アプリケーション上の入力操作など、テキストログでは記録できないPC操作についても、動画ログで収集可能になるとアピールしている。

 参考価格は、PC100台を録画/管理する場合、MaLion 5が100万円(税別)、iDoperation SCが114万円(税別)。またiDoperation SCは、年間保守費用(ライセンス総額の20%)がかかる。