チャットワークとkintoneが連携、社内の申請フローを一元管理可能に

　ChatWork株式会社は27日、自社のビジネスチャット「チャットワーク」と、サイボウズ株式会社の業務アプリ作成クラウドサービス「kintone」との製品連携を実現したと発表した。

　kintoneは、プログラミングなどの専門知識がなくても、ユーザー自身でクラウド環境にビジネスアプリを作成できるプラットフォームサービス。今回、このkintoneとチャットワークが連携することにより、kintoneで管理している売上情報や営業情報などの定期的なレポーティング、またアラート通知などを、チャットワークで確認できるようにした。

　一方、スマートフォンなどを利用して、チャットワークから経費精算や営業活動の報告、日報などをkintoneへ書き込み、保存するといった使い方も可能になっている。

　この連携により、これまでは電話やメール、FAX、紙などバラバラだった申請フローを、kintoneとチャットワークで一元管理することが可能になった。また、申請された管理者に通知を送るだけではなく、チャットワークのタスクとして追加することもできる。

　なおChatWorkでは、今回の連携を通じ、サイボウズ製品をSaaS・ASPなどの形式で提供するパートナーとして、「サイボウズ オフィシャル アライアンスパートナー」の認定を取得している。