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イノベーション、MAツール「List Finder」の基盤をAzureに全面移行

日本マイクロソフトと共同でマーケティング活動などを実施

 株式会社イノベーションと日本マイクロソフト株式会社は14日、イノベーションのクラウド型マーケティングオートメーション(MA)ツール「List Finder」のサービス基盤を、日本マイクロソフトの協力のもと、Microsoft Azureに全面移行すると発表した。また両社では、国内の中堅・中小企業に対し、同サービスの販売促進を共同で行うとしている。

 List Finderは、企業の顧客開拓を仕組み化し、組織へ提供させることを支援するためのマーケティングオートメーションツール。一括メール配信やフォームの作成など、さまざまな機能を備えており、見込み顧客リストの構築から興味関心の醸成、営業活動への有望リストの引き渡しまで、法人営業のプロセスのうち「見込み顧客情報入手」「見込み顧客育成」を支援する。

 今回イノベーションは、List Finderのサービス基盤としてMicrosoft Azureを採用し、堅牢なセキュリティのもとで、事業の成長に合わせて柔軟に拡張対応できるようにするという。また今後は、AIなどPaaSのさまざまな機能を組み合わせることも視野に入れ、さらなるサービス拡張を行っていくとした。

 一方の日本マイクロソフトでは、今回の基盤移行にあたり、新たなアーキテクチャデザインの設計における技術支援を実施したほか、最新のコンテナ技術活用を提案し、今後のアクセス急増に伴う可用性の対応を、数秒で実現できる基盤を構築したとのこと。

 また両社は、テレマーケティング施策などの共同マーケティング活動を行うほか、日本マイクロソフトのパートナーネットワークとの連携などを通じて、今後3年で200アカウントの新規導入を目指すとしている。