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ラック、統合ログ管理製品を運用・監視する「SIEM監視サービス」を提供

 株式会社ラックは7日、企業内のITインフラ機器の情報(ログ)の一元管理や分析を行う統合ログ管理製品「Splunk Enterprise」を運用・監視する「SIEM監視サービス」を、4月1日から提供すると発表した。

 SIEM監視サービスでは、ラックのセキュリティ監視センター「JSOC」が、顧客に代わってログ管理製品を運用し、収集されたログを24時間365日監視する。SIEM製品未導入の場合でも、ラックが製品導入から運用・監視の体制構築までをトータルで支援する。

 サービスの導入により、企業内にある様々なITインフラ機器のログを収集・分析することで、日々高度化・巧妙化するサイバー攻撃から効果的な防御が可能になると説明。提供するサービスは、標的型攻撃および出口対策で有効なプロキシ製品のログ分析から始め、その後、Active DirectoryやDNSサービスなどに順次拡大する予定としている。

 サービスの提供価格は、月額料金92万9000円(税別)から。ラックでは、2018年度に20社以上へのサービス提供を目指す。