AOSデータ、ファイル単位でデータを完全削除する「電子データシュレッダー2」

　AOSデータ株式会社は2日、個人情報などの重要データをファイル単位で抹消する「電子データシュレッダー2 1ライセンス（永続版）」（以下、電子データシュレッダー2）を販売開始すると発表した。

　電子データシュレッダー2は、個人情報などの重要データを、ファイル単位で選んで抹消するデータ消去ソフト。「ごみ箱を空にする」といった操作だけでは消えない「痕跡ファイル」を完全に消去できるため、機密ファイルを、痕跡を残さずに消去する場合などに利用可能とした。

　また、過去に削除したメールの痕跡を完全に消去したり、HDD上の使われていない領域に残っているデータの痕跡を消去したり、Webの閲覧履歴や一時ファイル、使ったファイルの履歴を消去したりすることも可能。さらに、指定したスケジュールで自動的にファイルの消去を行う機能も備えている。

　OSは、Windows 10/8.1/7/Server 2016/Server 2012/Server 2008に対応する。

　価格（税別）は、パッケージ版が3800円、ダウンロード版が3500円。

　また今回は、電子データシュレッダー2と、PCデータをデータ丸ごと消去するソフト「ターミネータ10plus データ完全抹消」とのセット製品「ターミネータ10plus データ完全抹消 BIOS/UEFI版」も提供する。

　ターミネータ10plus データ完全抹消を利用すると、PCの廃棄・リサイクル時などに、OSを含めた全データを簡単に抹消できるとしている。

　「ターミネータ10plus 抹消セット版 BIOS/UEFI対応」の価格は5980円（税別）。パッケージ版のみが用意される。