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NVC、HPE Arubaの無線LAN製品をスマートニュースに導入

 株式会社ネットワークバリューコンポネンツ(以下、NVC)は27日、HPE Arubaの無線LAN製品を、スマートニュース株式会社に導入したと発表した。

 スマートニュースでは、2015年に現在のオフィスに移転し、自席を固定しないフラットな職場環境を目指した。また、サンフランシスコやニューヨークにも拠点を持つため、テレビ会議を行うことが頻繁にあり、安定した無線LAN環境を必要としていた。

 しかし、オフィス移転時から使用していた無線LAN環境は、会社規模が大きくなるにつれて、特定のアクセスポイントに接続が偏りつながりにくくなることや、無線LANにつながる端末の急増により帯域が不足し、テレビ会議が途切れるようになるなど、業務に支障がでるようになったという。

 HPE Arubaの無線LANソリューション「Instant AP」は、負荷を自立的に分散させ、最適なアクセスポイントに端末をつながせる「ClientMatch」を中心とした機能により、これらの課題をクリア。また、日本を含む世界中での豊富な採用実績や、コントローラが不要でハードウェア管理の負荷や障害点が減ること、導入した株式会社エーピーコミュニケーションズとNVCの迅速な対応などを評価し、採用を決定したという。

 スマートニュースでは、無線LANアクセスポイント「IAP-325」11台の導入により、Client Matchによる安定的な接続や、コントローラレスの無線LAN運用を実現。また、将来的なロールベースのアクセス制御やアプリケーションの通信制御を可能にした。