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富士フイルムイメージングシステムズのファイル管理・共有サービス「IMAGE WORKS」、Azure ADとのSCIMによるID連携に対応

 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は21日、クラウド型ファイル管理・共有サービス「IMAGE WORKS」において、管理者によるID管理の負担を軽減するため、「Microsoft Azure Active Directory(以下、Azure AD)」とのSCIM(System for Cross-Domain Identity Management)によるID管理連携機能の提供を、国内のSaaS型サービスとして初めて開始したと発表した。

 IMAGE WORKSは、画像や動画などの大容量データを、データ管理者による正しい統制管理のもと、より安全・効率的に共有・管理できる法人向けクラウド型ファイル管理・共有サービス。

 IMAGE WORKSではこれまで、統合認証基盤とSAMLによるシングルサインオンを実現し、利用者のIDやパスワードの入力負荷を軽減してきたが、統合認証基盤で管理しているID情報などを別途IMAGE WORKSに設定し、読み込ませる必要があり、利用者の人事異動や退職などに応じてその都度設定を変更する作業が発生し、管理者の負担になっていた。

 そこで、IMAGE WORKSにSCIMによるID管理連携機能を新たに搭載し、シングルサインオンだけでなく、Azure ADで管理されているID情報とIMAGE WORKSの連携を可能にした。これにより、Office 365の統合認証基盤であるAzure ADで管理しているID情報を、IMAGE WORKSにも自動的に連携させることができ、管理者の負担軽減につなげられるようにした。