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GMOグローバルサイン、IDアクセス管理サービスのセキュリティを強化する有償オプションを提供

 GMOグローバルサイン株式会社は15日、基本プラン無償の企業向けIDアクセス管理クラウドサービス「SKUID(スクイド) byGMO」(以下、SKUID)において、有償オプション「ワンタイムパスワード」「IPアドレス制限」を提供開始したと発表した。

 SKUIDは、ID管理やシングルサインオン、ログ/レポート機能を提供する企業向けのIDアクセス管理サービス。サービスごとのID/パスワードの発行・管理が不要となるため、ユーザーや社内のシステム担当者の手間軽減と、セキュリティ向上を図れるという。

 今回はその有償オプションとして、1回限り有効なパスワードを発行するワンタイムパスワード機能を提供する。通常のID/パスワードによる認証に加えてワンタイムパスワードによる二要素認証を行うことにより、より安全なシングルサインオン環境を実現するという。

 なお、このワンタイムパスワード機能はGoogleの認証システム「Google Authenticator」を利用しており、ワンタイムパスワードを発行するための無償の認証用アプリを、スマートフォンにインストールする必要があるとのこと。価格は、1アカウントあたり月額100円(税別)。

 また今回は同時に、アクセスできるIPアドレスをあらかじめ設定しておき、許可されていないIPアドレスからのアクセスを遮断するIPアドレス制限機能も、有償オプションとして追加した。利用の有無はユーザー単位で設定できる。IPアドレス制限機能の価格は、1アカウントあたり月額100円(税別)。

 なお今後は、クライアント認証、LDAP連携、Active Directory連携、デバイス認証といった機能を順次追加していく予定だ。