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ソフトバンク、AIで画像解析するマーケティングツール「Creative Analytics」「Social Media Analytics」を販売開始

 ソフトバンク株式会社は6日、株式会社ディマージシェアが開発した、AIで画像解析するマーケティングツール「Creative Analytics」と「Social Media Analytics」の販売を開始した。

 ソフトバンクでは、AIを活用して企業の業務効率化を支援するパッケージ型のソリューションを2016年11月から販売している。今回新たに、AIで画像解析を行い、広告クリエイティブの効果やソーシャルメディアの反響を分析するマーケティングツールを販売する。

 Creative Analyticsは、広告の画像データとその運用結果を学習し、高い広告効果があった画像の構成要素や集客などの傾向値を分析および可視化するツール。広告プロモーションにおいて、集客効果が高い画像のレイアウトや色彩などが分かることで、主観的、属人的になりがちな広告クリエイティブ制作において、客観的な判断を行うことが可能になる。価格(税別)は、初期導入費用が75万円から、本番運用費用が月額50万円から。

 Social Media Analyticsは、あらかじめ商品の画像を学習した上で、分析対象のソーシャルメディア上に投稿された商品の画像やテキストを検索および収集し、ソーシャルメディア上でその商品の反響がどれぐらいあるかを分析する。さらに、反響があったユーザー層の属性を分析し、潜在顧客やインフルエンサーを把握することが可能になる。価格(税別)は、初期導入費用が36万円、本番運用費用が月額18万円から。