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日本ユニシス、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する「デジタルビジネス創出支援サービス」を提供開始

 日本ユニシスは5日、AI、ロボティクス、IoTなどの新しい技術を活用した新規サービスの企画・構想やアジャイル開発を支援する「デジタルビジネス創出支援サービス」の提供を開始した。

 サービスでは、デザイン思考のアプローチを用いて新規サービスの企画・構想を支援する「サービスデザインワークショップ」と、ビジネスの早期立ち上げのためのアジャイル開発を支援する「Agile Transformation Lab(AXLab)」を提供し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する。

 サービスデザインワークショップでは、ユーザー中心を基礎とするデザイン思考のアプローチを用い、新規サービスの企画・構想を支援する。事業構想フェーズにおいて、定性的なユーザーリサーチに基づく本質課題の発掘とアイデア構想、プロトタイプの制作、評価までのプロセスをワークショップ形式で実施することにより、新たな提供価値の創出を目指す。ワークショップは、人間中心設計推進機構(HCD-Net)が認定する人間中心設計専門家が提供する。

 AXLabでは、新規ビジネスの早期立ち上げのために、ビジネスの仮説検証を小さいサイクルで繰り返すことができるアジャイル開発を支援する。開発手法としてスクラムを採用し、アジャイル開発チームの立ち上げとプロセスのコーチング、アジャイル開発の技術サポートの3つをサービスメニューとして提供する。サービスは、日本ユニシスの約50人のスクラムアライアンス認定資格者が支援する。

 加えて、日本ユニシスグループが提供するビジネスICTプラットフォーム「StellaSwarm」のクラウドベースのAPI管理や開発検証環境などを利用することで、ビジネスの早期立ち上げと成長を実現するとともに、ビジネスエコシステムの構築に向けた共創ビジネスへの活用を計画するとしている。