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化学品専門商社の小池産業、SAP S/4HANAを採用

 SAPジャパン株式会社は1日、化学品専門商社の小池産業株式会社が、最新ERPソリューションのSAP S/4HANAを採用決定したと発表した。1月19日にSAP S/4HANAをインストールし、業務設計を開始しているという。なお、システム構築は株式会社アイ・ピー・エス(IPS)が担当する。

 小池産業では2016年、従来の基幹システムから国産業務パッケージへのリプレースを決定し導入を開始していたが、同社の事業拡大に寄与するものではなかったことから、その導入を中断。同社の経営目標を達成するためのシステム基盤となる、複数のパッケージの再検討を行っていた。

 その結果、多くの実績を持つことに加え、デジタル変革をグローバルで提案してきたSAPジャパンのノウハウを評価し、SAP S/4HANAの採用を決めたという。小池産業はSAP S/4HANAの導入により、事業/収益管理体系の再構築や営業業務の合理化、標準化、可視化を目指すとのこと。

 また、中堅企業向けテンプレート「EasyOne」の導入実績が豊富で、プロジェクト推進ノウハウが期待できることと、単なるシステム導入だけではなく企業コンサルティング能力を持つことなどを評価し、導入を支援するパートナーとしてIPSを選択している。