ニュース

AJS、SAP ERPからS/4 HANAへのアップグレードを検討する企業向けの診断サービスを提供

 TISインテックグループのAJS株式会社は、基幹業務パッケージ「SAP ERP」を使用している企業向けに、「SAP S/4 HANA」へのアップグレードに伴う影響範囲を診断する「S/4 HANA 適合性診断サービス」を、7月1日から提供開始した。

 SAP ERPが2025年に保守期限を控えており、今後、SAP S/4 HANAへのアップグレードに向けた検討が増加することが予想されることを受け、AJSではアップグレードに向けたサービスとして「S/4 HANA 適合性診断サービス」の提供を開始。サービスを利用することで、範囲を特定する期間を従来手法に比べて50%以上削減でき、従来よりも短期間でS/4 HANAを含む次期システムへの移行を実現できるとしている。

 サービスの基盤としては、イスラエルのPanaya社が提供する「S4 Discovery Pack」を利用。S4 Discovery Packは、SAPユーザー企業に対して、最新のS/4 HANA環境への移行にあたって、既存環境とのギャップについての簡易な分析を提供するもので、これを用いることにより、初期の移行計画策定を支援する。