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日商エレ、シトリックスのXenDesktopなどをサービスプロバイダー向けに月額料金体系で提供

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は1日、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下、シトリックス)が提供するサービスの販売を強化すると発表した。

 日商エレでは、シトリックスのパートナープログラムである「Citrix Service Providerプログラム」を認定ディストリビューターとして、シトリックスが認定するサービスプロバイダー(CSP)向けに、月額料金体系の従量課金サービスの販売を開始した。

 Citrix Service Providerプログラムは、シトリックスのライセンスを、利用した分だけ月次で支払うCSP向けのサービス。前払いのライセンス料金が不要なサービスのため、CSPは資産を所有することなくビジネスを拡張でき、プロバイダー管理業務をサポートする機能や、シトリックスのテクニカルサポートおよびコンサルティングが提供する専門知識や支援を利用することで、独自のDaaS(Desktops-as-a-Service)ビジネスを構築できる。

 CSP向け従量課金サービスの対象ライセンスは、アプリケーション仮想化「XenApp」、デスクトップ仮想化「XenDesktop」のほか、ワークスペース統合ソリューション「Workspace Suite」、モバイル管理「XenMobile」、エンタープライズファイル同期および共有サービス「ShareFile」、アプリケーション/クラウドサービスの配信最適化「NetScaler VPX」、サーバー仮想化「XenServer」。

 日商エレでは、コンサルティング、デリバリー、サポート、従量課金などのサービスの強化を図っており、特に、仮想デスクトップ(VDI)関連のサービスについては、約20年にわたるVDIのノウハウを活用し、独自のサービスを展開していると説明。今後は、サービス関連の売上20%向上(前年度比)を見込むとしている。