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プラネックス、クラウドから一元管理可能な法人向けアクセスポイント「Cloud AP」

Cloud AP
Cloud AP mini

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は31日、クラウド上の管理サービスから統合管理できる無線LANアクセスポイント「Cloud AP」「Cloud AP mini」を発表した。

 Cloud AP/AP miniは、操作すべてをクラウド上の管理サーバー「Planex Cloud Service」で行える法人向けアクセスポイント。Webブラウザを利用し、インターネット経由でクラウド上のPlanex Cloud Serviceへアクセスしてさまざまな設定を行えるため、ハードウェアの無線LANコントローラを導入する必要がなく、複数拠点への展開やアクセスポイントの増設なども容易に行えるという。

 また、アクセスポイントごとの接続機器の情報を一覧で表示し、特定の機器の接続を禁止したり、アクセスポイント周辺の無線LAN機器の使用状況をグラフィカルに表示したりする機能を搭載。電源ON/OFFや設定の変更など、それぞれのアクセスポイントの挙動をログで確認することもできる。

 ラインアップには、1000BASE-T×5ポートを搭載し、IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2×2MIMO、最大866Mbps、2.4GHz帯と5GHz帯の同時利用可能)に対応したCloud APと、100BASE-TX×2ポートを搭載し、IEEE 802.11b/g/n(最大300Mbps)対応のCloud AP miniを用意しており、必要に応じて選択できる。参考価格(税別)はそれぞれ、1万9800円、9800円。なお、2年目以降は月額500円のサービス料金が発生する。

 プラネックスでは、複数のアクセスポイントを手軽に管理できるため、多数の拠点があるが各拠点にはそれほど高度な機能を必要としない場合や、客室それぞれにアクセスポイントを設置したいホテルなどに最適とアピールしている。