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大塚商会が中小企業向けの認証ソリューションパックを提供、企業ネットワークへの不正端末の接続を防止

 株式会社大塚商会は25日、中小企業向けのネットワーク認証ソリューション「ネットワーク認証あんしんパック」を、2月1日に販売開始すると発表した。

 このパッケージは、不正ユーザーの侵入防止を実現することにより企業ネットワーク環境のセキュリティを向上させるソリューション。企業ネットワークに接続する、PCやタブレット端末、スマートフォンに対して、ネットワークの入り口の機器と連携して認証を行うRadiusサーバーと、その導入支援、運用支援、保守といったサービスを組み合わせて提供する。

 Radiusサーバーとしては、ソリトンシステムズが大塚商会専用に開発したアプライアンス「NetAttest OTS」を採用し、従来の有線LANから、無線LAN、リモートアクセスVPNに至るまで、電子証明書を利用したセキュアな認証環境を一貫して提供する。

 また、導入先のネットワーク環境にあわせたポリシー設計、設定書の作成、さらに設計に基づく実機への設定、接続および動作確認、操作説明、設定仕様書の作成といったサービスをセットにした。

 運用支援については、大塚商会のコンタクトセンターによる、運用、障害対応および障害原因切り分けに関する問い合わせ対応を提供。機器交換などは必要に応じてオンサイトでも対応するとのこと。

 ラインアップは、小規模環境でも利用しやすい50ユーザー版と、中規模の企業に向けた100ユーザー版、200ユーザー版の3種類を用意した。価格はそれぞれ、66万円から、76万円から、96万円から。なお200ユーザー版では、証明書非対応デバイス向けのMACアドレス認証や、Active Directory連携にも対応する。