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東京エレクトロンデバイス、製造業向けIoTフィールドサービス効率化支援パッケージの販売を開始

 東京エレクトロンデバイス株式会社(以下、TED)は24日、マイクロソフトの「Microsoft Azure」と「Microsoft Dynamics 365 for Field Service」を活用した、「製造業向けIoTフィールドサービス効率化支援パッケージ」の販売を開始した。

 製造業向けIoTフィールドサービス効率化支援パッケージは、IoT機器からのアラート情報を自動的にタスクに挙げ、保守要員アサインや作業指示書作成などのタスクのマネジメントを簡単に実現するパッケージ。

 Microsoft AzureのIoT HubとMachine Learningの機能を活用した接続デバイスからのデータによる故障予兆と、Microsoft Dynamics 365 for Field ServiceによるIoTデータをもとにしたタスク計上とマネジメントにより、迅速な問題対応やタスク管理を実現。必要に応じて保守要員を効率的にアサインすることで、ダウンタイムの削減と保守コストの削減を可能とする。

 また、これまで独立していたIoTサービス開発とOT(Operational Technology)開発のプラットフォームを統一することで効率化が図れ、開発工数の削減が可能となり、機械学習を用いた故障予測による予兆保守を行うことで顧客満足度向上も実現するとしている。

 パッケージの提供価格は月額50万円(税別)からで、1カ月からの利用が可能。パッケージ内容は、Microsoft Dynamics 365 for Field Serviceを含むライセンス使用料、初期設定、コンサルティング、Microsoft Azureの従量課金使用料、環境構築、サポート、Power BI Pro画面設定、サポート。

 IoTセンサー・デバイス、IoTゲートウェイ機器の紹介も可能で、TEDでは今後、顧客の要望に合わせて、IoTセンサー・デバイス、IoTゲートウェイ機器とMicrosoft Dynamics 365 for Field Serviceを組み合わせたキットの販売も検討する。