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NECネッツエスアイ、ベンチャー企業との新事業創出を目的としたファンドを設立

 NECネッツエスアイ株式会社は12日、ベンチャー企業とのオープンイノベーションによる新事業の創出を目的に、CVC(Corporate Venture Capital)ファンド「ネッツ・イノベーション・ベンチャー有限責任事業組合」を設立し、運営を2月から開始すると発表した。

 NECネッツエスアイでは、今後の中長期的な成長に向けた新事業の立上げ、新ソリューションの投入をさらに加速させるために、CVCファンドを設立すると説明。ファンドの運営については、ベンチャー投資事業のノウハウを持つNECキャピタルソリューション株式会社との共同で実施する。

 ファンドの投資対象は、NECネッツエスアイと協業可能なIoT、AI/働き方改革、サービス・BPOなどを手がける国内外のベンチャー企業。運用総額は5億円。

 NECネッツエスアイでは、ファンドを通じて国内外のベンチャー企業へ投資を行うとともに、ビジネスパートナーとして同社の強みである日本全国にわたる営業展開力やSI/施工力、24時間365日対応の保守体制、修理・物流など各種サービス提供基盤を活用し、投資先であるベンチャー企業のビジネスに必要なサプライチェーンを提供するとしている。