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ライムライト、DDoS攻撃対策サービス「DDoS Attack Interceptor」を強化

 ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社(以下、ライムライト)は15日、DDoS攻撃対策サービス「DDoS Attack Interceptor」の機能強化と、新たに2つのレベルのサービスの提供を開始すると発表した。

 DDoS Attack Interceptorは、DDoS攻撃に対して、悪意のあるトラフィックの検出やプロアクティブな通知といった複数の防御レイヤーを提供し、サイトのパフォーマンスに影響を及ぼす前に攻撃からサイトを保護する包括的な多層防御ソリューション。

 機能強化では、攻撃を受けている最中でも迅速な緩和(ミティゲーション)を行えるネットワーク上の大容量スクラビングが備わった。DDoS攻撃の緩和機能をライムライトの世界規模のプライベートネットワークインフラに統合することで、別のネットワークに転送したり、配信のためにコンテンツ配信ネットワーク(CDN)に戻したりすることなく、複数のロケーションにおいて攻撃トラフィックの大容量のスクラビングができる。

 また、既存のDDoS Attack Interceptorサービスに加えて、さらに2つのレベルのサービスの提供を開始。「エントリーレベル」は、統合された監視を提供し、影響緩和単位の料金設定で、DDoS攻撃の頻度の監視と必要に応じた対処を求める組織が利用できる。「プレミアムレベル」は、無制限の影響緩和を提供し、固定料金で複数のDDoS攻撃影響緩和を確実に行いたい組織が利用できる。

 すべてのレベルに、CDNのエッジで迅速な検出を実現する複数の検出ロケーションと、24時間365日対応のセキュリティオペレーションセンターによる攻撃影響緩和が含まれる。

 ライムライトでは、インシデント発生前のDDoS攻撃影響緩和による保護を契約する顧客を対象として、期間限定で初回のDDoS攻撃影響緩和を無償で提供する。