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Fortinet、ミッドレンジ向けのUTM「FortiGate 500E/300E」 性能を前世代の2倍に強化

 米Fortinetは14日(米国時間)、ミッドレンジ向けのUTM/次世代ファイアウォール(NGFW)「FortiGate 500E」「同 300E」を発表した。

 FortiGate 500E/300Eは、ミッドレンジ向けのUTMアプライアンス新製品。エンタープライズキャンパスやブランチオフィスのセキュリティ基盤として機能するよう設計されているとのことで、ネットワークプロセッサFortiASIC NP6と、コンテンツプロセッサFortiASIC CP9を搭載し、前世代のパフォーマンスを2倍以上に向上させるという。

 セキュリティ機能は、ファイアウォールやVPN、IPSなどに加えて、クラウドサンドボックスやエンドポイント保護、脅威インテリジェンスなど、密接に統合した高度な脅威保護機能を搭載するとした。

 なお、FortiGate 500Eは、36Gbpsのファイアウォールスループット、5GbpsのNGFWスループット、4.7Gbpsの脅威保護スループット、6.8GbpsのSSLインスペクションスループットを提供可能。エンタープライズキャンパス環境における高パフォーマンスのNGFWとして最適としている。

 一方のFortiGate 300Eは、ブランチオフィスでの利用に適した製品で、32Gbpsのファイアウォールスループット、3.5GbpsのNGFWスループット、3Gbpsの脅威保護スループット、6.8GbpsのSSLインスペクションスループットを提供する。