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フォーティネット、ミッドレンジUTMの新モデル「FortiGate-300D/500D」

 フォーティネットジャパン株式会社(以下、フォーティネット)は12日、ミッドレンジ向けのUTM/次世代ファイアウォール「FortiGate-300D」「FortiGate-500D」を提供すると発表した。次世代ファイアウォール機能では1Gbpsあたり6ドルと、業界最安値レベルの価格を実現しているという。

FortiGate-300D
FortiGate-500D

 FortiGate-300DとFortiGate-500Dは、中規模企業や大企業の支社、官公庁、地方自治体などに向けて提供されるUTM。従来製品同様、ファイアウォールやVPN、IPS、ウイルス対策、アプリケーション制御などのさまざまな機能を統合しているが、最新のネットワークプロセッサであるFortiASIC NP6や、専用コンテンツプロセッサのFortiASIC CP8を搭載しており、高い処理性能を提供できるとのこと。

 具体的な最大スループット性能は、FortiGate-300Dでは、ファイアウォールが8Gbps、IPSが2.8Gbpsで、600万の同時TCPセッションに対応。600の登録エンドポイントをサポートできる。一方のFortiGate-500Dでは、ファイアウォールが16Gbps、IPSが4.7Gbpsで、600万の同時TCPセッションに対応。2000の登録エンドポイントをサポート可能だ。

 ネットワークインターフェイスは、FortiGate-300Dが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×6とSFPポート×4を、FortiGate-500Dが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×10とSFPポート×8を搭載する。

石井 一志