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NTTスマートコネクトとMOP、映像制作配信サービス「光Webスクール」を強化

編集機能の拡充により利用用途を拡大

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)と株式会社メディアオーパスプラス(以下、MOP)は15日、両社の協業による映像制作・配信サービス「光Webスクール」を機能強化すると発表した。

 「光Webスクール」は、学習塾や学校などの教育機関を対象とした映像制作・配信サービス。授業や講演などを映像化し、インターネットを通じてさまざまなデバイスに配信することができる。

 この中で、映像編集機能として、4K・HDカメラで撮影した映像に対し、仮想カメラワークやタイトル、テロップ、文字入力、映像カット、音声カット、BGM合成といった機能を提供してきたが、今回はこれを大幅に強化した。

 具体的には、複数台のカメラで撮影した映像を任意のタイミングで切り替えて1つの映像にする「仮想スイッチング編集」や、360度カメラ映像の編集に対応。映像に補助線・補助図を加えて強調表現を行う機能や、人や物の動きをスローモーションにする機能、会場撮影映像とPowerPointのスライドを任意に合成、編集する機能などを新たに搭載している。

 今回、これらの編集機能が利用可能になったことにより、従来の授業、講演映像の編集制作対応に加え、スポーツや医療、飲食、接客、製造、芸術などにおいて、学びを実現する映像の編集制作が可能になったほか、企業における研修映像や、インタビュー、株主総会、学会発表など、幅広い用途において利用しやすくなったとのこと。

 さらに、swfファイルを中心としたFlashコンテンツをキャプチャし、映像化したデータを任意に編集する機能を搭載。Flashコンテンツの映像化に対応したことで、Flash教材(Flashコンテンツ)の映像データ化と映像の編集制作にも適用可能になった。