ニュース

ソニックウォール、2.5GbE対応のファイアウォール新製品「NSA 2650」

 ソニックウォール・ジャパン株式会社は14日、新たなファイアウォール製品「Network Security Appliance(NSA)2650ファイアウォール」と、最新OS「SonicOS 6.5」の日本国内での提供を開始すると発表した。

 NSA 2650は、2.5GbE対応ポート×8、GbE対応ポート×12を備えるファイアウォール製品。Capture Advanced Threat Protection(ATP)サービスを通じたマルチエンジンサンドボックスと、TLS/SSL暗号化トラフィックのフルディープパケットインスペクション(DPI)の両方をサポートする。

 802.11ac Wave 2対応アクセスポイントとの組み合わせも可能で、高速ネットワークに対応するスループットを実現。従来製品(NSA 2600)に比べて、2倍のDPI接続数と、12倍のDPI SSL接続が可能となった。

 SonicOS 6.5では、50以上の新機能を搭載。強化された脅威API機能により、第三者が提供する脅威インテリジェンスを活用した、自動化されたセキュリティプラットフォームを企業が構築できるように支援する。モバイルユーザーのセキュリティと接続性を実現する一連のワイヤレス機能も備え、さらに複数ドメインの認証のサポートにより、組織全体でセキュリティポリシーを容易かつ迅速に管理し、適用できるとしている。

 NSA 2650は、日本国内では2017年12月に出荷開始を予定。SonicOS 6.5についてはすでに提供を開始している。