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富士通、約30%の処理性能向上を実現したストレージシステム「ETERNUS」新モデル
2017年11月6日 12:46
富士通株式会社は6日、オールフラッシュアレイの第2世代にあたる「FUJITSU Storage ETERNUS AF(以下、ETERNUS AF)」シリーズ2機種と、ハイブリッドストレージシステム「FUJITSU Storage ETERNUS DX(以下、ETERNUS DX)」シリーズのミッドレンジモデル2機種について、日本を含むアジアでの販売を開始した。出荷時期は12月18日。
新機種では、装置全体のデータ処理を最適化する富士通の独自技術により、CPU利用効率を大幅に向上させた。また、搭載メモリ容量を従来比最大4倍に拡大するとともに、2倍の帯域幅を持つ32Gbpsファイバーチャネルインタフェイスに対応。これにより、データベースやサーバー仮想化、クライアント仮想化といった代表的なシステム用途において、従来比約30%のデータ処理性能向上を実現するとしている。
また、既存のストレージシステムからデータを移行する際に、業務システムを停止させることなく移行できる無停止ストレージマイグレーション機能を搭載。これにより、サービスを継続したままストレージの切り替えが可能で、顧客の業務への影響を最小限に抑えながらデータ移行を実現する。
オールフラッシュアレイの「ETERNUS AF250 S2」は、ドライブ数が2~48台、物理容量が最大737TB、メモリが64GBで、価格は332万2000円(税別)から。「ETERNUS AF650 S2」は、ドライブ数が2~192台、物理容量が最大2949TB、メモリが512GB。価格は1927万6000円(税別)から。
ハイブリッドストレージの「ETERNUS DX500 S4」は、ドライブ数が2~528台、物理容量が最大5280TB、メモリが最大256GB。価格は882万4000円(税別)から。「ETERNUS DX600 S4」は、ドライブ数が2~1056台、物理容量が最大10560TB、メモリが最大512GB。価格は1251万1000円(税別)から。