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東芝デジタルソリューションズ、ソースコードを解析し保守や派生開発に必要な情報を抽出するツール

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は30日、蓄積されたソースコードからシステムやモジュールの仕様情報を自動抽出するツール「仕様抽出ツールSpecGen(スペックジェン)」を販売開始すると発表した。

 「仕様抽出ツールSpecGen」は、東芝独自のソースコードの構造解析技術を用いて、ソースコードからシステムやモジュールの仕様情報を抽出し、見える化するツール。

 設計製造資料などにドキュメント化されていない情報も含む仕様情報を、ソースコードから抽出・見える化することにより、既存ソースコード資産全体の理解と把握を促せる点がメリット。これにより、全体像の把握や整合性の確認が行えるようになるため、ソフトウェア開発期間の短縮や品質確保を支援できるという。

 また、抽出した仕様情報を客観的に把握できるドキュメントを自動生成する機能により、会社・組織間での仕様のすり合わせや、整合性確認にも有用な情報確認手段を提供するとした。

 なお今後は、「仕様抽出ツールSpecGen」を活用したユーザー企業のソースコード資産から仕様情報抽出作業を行うエンジニアリングサービスや、既存のソースコード資産を有効活用したモデルベース開発への移行を支援する機能、サービスを提供するとしている。

東芝デジタルソリューションズ、ソースコードを解析し保守や派生開発に必要な情報を抽出するツール
東芝デジタルソリューションズ、ソースコードを解析し保守や派生開発に必要な情報を抽出するツール