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キヤノンITS、ESETセキュリティ製品のクラウド管理サービスに中小規模向けのライト版を提供

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は2日、法人向けセキュリティ製品「ESET Endpoint Protection シリーズ」のオプション製品として、クラウド型の管理機能「ESETクライアント管理 クラウド対応オプション Lite」(以下、クラウド対応オプションLite)を販売開始すると発表した。

 「クラウド対応オプションLite」は、クラウド上でESETセキュリティ製品のクライアント管理ができる「ESETクライアント管理 クラウド対応オプション」(以下、クラウド対応オプション)の追加ラインアップ。主に従業員100名以下のユーザー企業が、クライアント管理プログラム「ESET Remote Administrator(ERA)」をクラウド上で利用できるという。

 いずれのサービスも、クラウド上でERAサーバーを利用し、クライアントを一元管理できる点は同じだが、「クラウド対応オプションLite」は共用サーバーの利用と一部の機能制限によって、「クラウド対応オプション」よりも低価格に利用できる。

 具体的には、利用可能なライセンス範囲が6~249ライセンスに制限されるほか、Android/iOSではクライアント管理機能が利用できない、ユーザー企業ごとのデータバックアップが行われない(サーバー全体でのバックアップとなる)、といった制限がある。

 年間価格(税別)は、6~24ユーザーの場合が3万円、25~49ユーザーの場合が4万8000円など。ESET Endpoint Protection Advanced/Standardのライセンスは別途必要になる。