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カスペルスキー、サーバーにも対応したLinux用セキュリティソフトの最新英語版
2017年7月27日 17:22
株式会社カスペルスキーは、Linux用セキュリティソフトウェア「Kaspersky Endpoint Security 10 for Linux」の最新英語版「同 バージョン10.0.0.3458」を、7月26日より提供開始した。価格は、最小構成の10クライアントで3万2400円（税別）から。
Kaspersky Endpoint Security 10 for Linuxは、Linuxベースの端末に向けて提供されているセキュリティソフト。ウイルス定義データベース、ヒューリスティック分析などのテクノロジーと、クラウドベースの脅威インテリジェンス情報を活用し、最新の脅威からLinux環境を保護することができる。
今回の新版では、Linuxワークステーションに加えてLinuxサーバーも保護対象となったほか、Red Hat Enterprise Linux 7.3、CentOS 7.3など、広く利用されているLinux OSの最新バージョンをサポートした。
ひとつのインストールプログラムで、ワークステーションおよびサーバーへインストールでき、必要な構成情報を対話形式で容易に設定できるスクリプトを利用すれば、システム管理者の作業時間を短縮可能としている。ただし、サーバーとワークステーションでは対応するライセンスが異なるため、利用にあたってはライセンスを確認する必要がある。
また新たに、スキャンの対象をディスクブートセクタとプロセスメモリへ拡張。ディスクのブート領域やメモリ上に潜むマルウェアなど、特定が困難な脅威の検知も可能になったとしている。
なお、インストールやアップデートの際でもLinuxサーバーを再起動する必要がないため、セキュリティ保護を中断することなく業務を継続できるとのこと。
