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TIS、米TealiumのUniversal Data Hubを販売 データ統合とリアルタイムコミュニケーションで顧客満足度の最大化を支援

 TIS株式会社は26日、米Tealiumと販売代理店契約を締結したと発表した。同社の顧客データ管理ソリューション「Universal Data Hub」を、自社の統合マーケティングソリューション「TIS MARKETING CANVAS」におけるデータ活用ソリューションの1つとして提供するほか、導入支援サービスも用意する。

 Universal Data Hubは、Webサイト、CRM、SFA、コールセンターなどのさまざまなチャネルから流れ込むデータを自動集約し、顧客ひとりひとりのステータスに応じたコミュニケーションを実現するソリューション。

 個別に管理されていたWebの行動履歴、アクセス手段、購買履歴、属性情報などを顧客単位で統合し、そのデータをマスターデータとして複数のツールで共有可能。またリアルタイム性も特徴で、データが入ってきた瞬間に判断し、連携するツールに指示を出すことができる。

 こうして、顧客にとって最適な情報を最適なタイミングで提供する仕組みにより、顧客満足度を最大化し、ECサイトでの売上貢献や広告費の削減、広告業務の負荷軽減などが実現するとした。

 TISでは、顧客データのコンバージョン率を向上させたいと考えている企業向けに、Universal Data Hubを中核としたDMP(Data Management Platform)、BI、MA(Marketing Automation)といった、統合マーケティング基盤の導入支援サービスを提供し、2020年までに30件の導入を目指す。