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シスコ、認定資格を持つIT担当者向けの継続教育プログラムを発表

 シスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)は20日、シスコの認定資格を持つIT担当者が、最新技術を身に付けるための継続教育プログラム(Cisco Continuing Education Program)を発表した。

 継続教育プログラムでは、再認定を受けるための幅広いオプションが用意されており、デジタル時代においてビジネス変革やイノベーション、事業成長を加速させるために企業が必要とする人材を育成していくことを目的としている。

 Cisco Certified Internetwork Experts(CCIE)およびCisco Certified Design Experts(CCDE)の認定資格を保有し、アクティブ、エメリタス、サスペンデッドのステータスにある技術者は、継続学習を通じて単位を取得し、再認定を受けられるようになる。これは、筆記試験による2年ごとの資格更新に代わるものとなる。

 プログラムにはオンラインコース、インストラクターによるトレーニング、試験作成用アイテム、Cisco Liveトレーニングを通じて利用できるシスコ認定の最新の学習教材やアクティビティが含まれており、カスタマイズされた便利な教材をつかって学習を継続することができる。

 プログラムの専用ポータルサイトが開設され、学習オプションや認定プロバイダー、有効な取得単位などの詳細な情報が提供されるとともに、学習者は自らの進捗状況も追跡可能。学習者は所定数の単位を取得すると、再認定を受けることができる。

 シスコでは、企業が成長戦略を進めていく上で、新規テクノロジーは欠かせないものになっており、企業の技術部門においては、常に最新のテクノロジーの動向や新たな可能性、さらには事業の健全性に影響を与えかねないさまざまな脅威について、しっかりした知識を備えた人材を確保することが求められていると説明。

 また、技術者認定資格は業務に関連した新たなスキルを持っていることの証明として、多くの場合、企業における採用や昇給、昇進に直接結び付いており、継続教育プログラムはデジタルビジネス変革が進む中、企業側と学習者側の双方のニーズを満たせるよう考案されたものだとしている。