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富士ソフト、柔軟な制御に対応したクラウド型MDMサービス

LTEモバイルルータ「+F FS030W」に対応

 富士ソフト株式会社は、クラウド型モバイルデバイス管理(MDM)サービス「+F MDM」を3月15日より販売開始すると発表した。当初はLTEモバイルルータ「+F FS030W」に対応し、順次対応機種を拡大する予定。

 +F MDMは、Webブラウザのコンソールからモバイルルータを遠隔管理できるクラウド型のMDMサービス。遠隔設定・操作、データ通信速度や通信量の制御、接続機器の死活監視などの機能や、MACアドレスフィルタリング、リモートロック/ロック解除などのセキュリティ機能も提供する。

 これらの機能を利用すると、会社支給のタブレットやPCのみ接続を許可する、深夜や休日の通信を制限して私的利用やサービス残業を防止するといった利用法に対応するほか、盗難時の対策も可能。さらに遠隔から機器の死活監視やログを確認できるため、障害時などに現地に行かなくても、問題の切り分けを行えるとした。時間指定の再起動、ファームウェア更新などの機能も遠隔から利用可能だ。

 端末は、2016年12月22日に販売を開始した最新のモバイルルータである+F FS030Wに対応しており、順次拡大予定。

 初期費用は、登録手数料が1契約あたり2万円、デバイスキッティングが1端末あたり1000円。月額費用が1端末あたり500円で、6カ月の最低利用期間が設定されている。

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