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富士ソフト、地域BWAやsXGPも利用できる4G対応M2Mルーター「+F FS010M」を販売

 富士ソフト株式会社は11日、4G対応のM2Mルーター「+F FS010M」を販売開始した。価格はオープン。

 +F FS010Mは、マルチキャリアのパブリックLTEに加え、地域の公共サービスの向上に寄与する地域BWAや、病院や工場内で安定したネットワークを可能にするsXGPといった、プライベートLTEにも対応し、4Gの幅広い周波数帯域で使用できる。

 さらに、固定回線とモバイル回線の冗長化が可能なため、一方の回線に通信障害が発生した際には、もう一方の回線をバックアップ回線として利用でき、BCP対策にも活用できる。

 最新ファームウェアへのアップデートやメンテナンス用の再起動といった、定期作業のスケジュール設定も可能なため、運用効率の向上にも貢献する。また、コンパクトなサイズと、壁掛け可能な機構で、さまざまな場所へ柔軟に設置でき、-20℃~60℃の幅広い温度範囲をサポートしているため、業務用途で安定して安全に活用できる。

 今後は、2023年7月発売のMDMサービス「+F MDM LiNK」への対応も予定しており、端末の遠隔管理・制御や、トラブル発生時の迅速な一時対応を実現することで、さらなる利便性向上を図るとしている。