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MOTEXの「LanScope Cat」、複合機向けソフト「Quickスキャン V4」「SpeedocV3 for RICOH」と連携

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は9日、IT資産管理・情報漏えい対策ツール「LanScope Cat Ver.8.4」が、サイオステクノロジー株式会社の複合機向けアプリケーションソフトウェア「Quickスキャン V4」「SpeedocV3 for RICOH」と連携したと発表した。これにより、紙媒体から電子化されたデータの管理が可能になり、情報漏えいリスクを低減できる。

 LanScope Catは、PCの操作履歴の記録や、管理外の不正なPC接続の検知・遮断、USBメモリなどによる情報持ち出しへの警告表示といった情報漏えい対策に加え、IT資産管理、ソフトウェア資産管理の機能を持つソフト。

 「Quickスキャン V4」「SpeedocV3 for RICOH」は、紙文書を電子化するアプリケーション。基本的な操作を複合機のパネル上でコピー感覚で行え、スキャンデータの保存先フォルダー・ファイルを簡単に選択して、紙文書の電子化と管理ができる。

 今回の連携により、複合機で電子化され、共有サーバーや個人PCに保存された紙媒体のスキャンデータを、LanScope Catで把握可能になった。これにより、スキャンデータの作成履歴の把握が可能になるとともに、万が一情報の持ち出しがあった場合でも、LanScope Catのログでファイルの流出経路を追跡できる。