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ゲットワークス、災害・有事対策に特化したシェルター型コンテナデータセンターを製品化

 株式会社ゲットワークスは7日、直エンジニアリング株式会社、メディカル・エイド株式会社と協業し、大規模災害・有事対策に特化したシェルター型コンテナデータセンターの製品化を完了したと発表した。

 ゲットワークスでは2024年からエッジコンピューティング、エッジAI向けコンテナデータセンターの開発に着手し、2025年6月に製品化を発表した。それと並行して、ゲットワークスが2012年にコンテナデータセンター事業に参画した際に掲げたテーマの一つである「大規模災害・有事対策」に向けて、さまざまな設計・開発・実証実験を行ってきた。今回の協業により、シェルター型による強固なコンテナ型データセンターの製品化を実現した。

 製品は、耐震性として耐震等級が最高クラスの3(重要度係数1.5)を実現。耐衝撃性も耐衝撃(押し抜き)最高レベルで、EMP(電磁パルス)対策はシールド性能(dB)最高レベルを実現した。また、水冷対応として、開口部・貫通部には船舶などにも使用される特殊パッキン+特殊シールドを備え、10フィート(FT)、12FT、20FT、40FTの各種サイズに対応する。

 ゲットワークスは、今やデータセンターはAI・ITインフラにおける重要な施設で、いかなる状況下においても運用を継続させ、データを保護することは最重要課題だと説明。開発したシェルター型製品はすでに量産化に入っており、2カ月前後での納品が可能であるため、今すぐに対処できる方法の一つだとしている。

 また、製品はゲットワークスがこれまで目指してきたコンテナ型データセンターによるデータセンター地方分散の計画においても重要な位置付けとなり、NTTドコモビジネス株式会社による販売および技術連携のもと、NTTドコモビジネスが全国への展開を進めるIOWN APN(サービス名:docomo business APN Plus)を用いて、ゲットワークスが構築し、自社運営する新潟県湯沢町や北海道、鹿児島の各拠点を結び、ワット・ビット連携における強固なコンテナ型データセンターモデルの確立を目指していくとしている。

 ゲットワークスでは、4月8日~10日に東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week 春 2026」の展示会場で、シェルター型コンテナデータセンターの実機および、GPUクラスター構成用の40FTコンテナデータセンター実機の展示を予定している。