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アーティサン、Dynamics 365と駅すぱあとWebサービスを連携させるアドオン 経費精算の省力化を支援

 アーティサン株式会社は20日、ERPとCRMを統合したマイクロソフトのクラウドサービス「Dynamics 365」と、ヴァル研究所の経路検索API「駅すぱあとWebサービス」を連携させるアドオン「DEXPath」を提供開始すると発表した。

 DEXPathは、Dynamics 365における交通費精算のサポートを行うアドオン。電車やバスを利用した訪問先への交通費を精算するためにExcelを利用したり、精算システムに直接入力したりといった作業を行っているような場合、DEXPathを利用すると、経費精算時における近郊交通費の自動出力が可能になるため、業務を省力化できるという。

 保存される経路、交通費は駅すぱあとWebサービスを用いるので、正確に算出することが可能。また、Dynamics 365のCRM機能はMicrosoft Office製品と高い親和性を持つことから、標準機能でExcelにエクスポートを行えるほか、アーティサンが提供する「Microsoft Dynamics CRM アダプタ for ASTERIA WARP」を使えば、データ連携ミドルウェアによる連携にも対応し、経費申請時の煩わしい作業を効率化するとした。

 なおDEXPathはDynamics 365のほか、「Dynamics CRM 2016」にも対応している。