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スーパーストリーム、電子帳簿保存法のスキャナ保存制度に対応したSuperStream-NX向けオプション

 スーパーストリーム株式会社は、財務会計・人事給与パッケージ「SuperStream-NX」の統合会計のオプションとして、「証憑管理e文書対応オプション」を11月1日より販売開始する。価格は160万円(税別)から。

 平成27年度の電子帳簿保存法の改定により、スキャナ保存に関する要件が大幅に緩和され、従来は認められていなかった3万円以上の契約書・領収書等の書類がスキャナ保存の対象となった。また、電子帳簿保存法に基づく事前承認や、電子署名の付与が不要になったこともあり、スキャナ保存制度の対応を検討する企業が増えることが予測されているという。

 今回、スーパーストリームが提供するオプションでは、スキャナ保存制度で必要な各種機能を搭載している。

 具体的には、入力した伝票に対し、複合機などでスキャンした証憑をひも付ける「会計伝票と証憑の関連付け」、日付、取引金額、取引先名、勘定科目など検索範囲を指定した証憑検索に対応する「証憑検索」、証憑の削除や訂正の事実、内容の確認が可能な「証憑の版管理」、入力者などに関する情報の保持、保存期間中の有効性保持、任意の期間指定での一括検証に対応した「タイムスタンプサービスとの連携」、といった機能を利用できるとのこと。

 スーパーストリームでは、このオプションをSuperStream-NXの統合会計と組み合わせることで、伝票と証憑の整合性を担保でき、電子帳簿保存法の「適正事務処理要件」に対応した運用が可能になるとしている。