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NTT Com、24時間以内の駆け付け保証など「WideAngle」のセキュリティインシデント対応メニューを強化

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、統合セキュリティサービス「WideAngle」の新たなセキュリティインシデント対応メニューとして、「インシデント対応駆付け保証」と「標的型マルウェア感染端末調査」を10月3日から提供開始する。

 「インシデント対応駆付け保証」は、依頼連絡から顧客拠点までにエンジニアが駆付ける所要時間を、東京都23区内および主要都市(大阪市、名古屋市、横浜市、千葉市、さいたま市など)では24時間以内、その他のエリアでは翌日中と保証する、「インシデント初動対応パック」のオプションサービス。駆け付け後、顧客環境のネットワークログや被疑端末ログを収集・分析し、マルウェア感染の有無を即日判定する。

 従来の「インシデント初動対応パック」では、同様のサービスをリモート環境から3日以内に行っていたが、新メニューの利用により、さらに早くインシデント原因の究明や感染端末の拡大を防ぎ、被害範囲の最小化、的確な影響判定、状況把握と再発防止策実行の迅速化が可能となる。

 「標的型マルウェア感染端末調査」は、顧客環境のエンドポイントにおいて、標的型マルウェアに感染している端末がないか全端末を調査するサービス。従来把握が困難であったエンドポイントでの未知のマルウェアの潜伏・感染について、事前に認識した上で、予防保全策を講じることが可能となる。また、セキュリティインシデント発生後に利用することで、確実な根拠に基づいた復旧宣言に資することが可能。

 提供価格(税別)は、「インシデント対応駆付け保証」が1回の駆け付けにつき100万円で、別途「インシデント初動対応パック」の料金が必要。「標的型マルウェア感染端末調査」が1回につき100万円(調査対象端末500台、Windows端末の場合)。