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Red Hat、Mitakaベースの「Red Hat OpenStack Platform 9」
2016年9月7日 12:43
米Red Hatは8月31日、OpenStackディストリビューションの最新版「Red Hat OpenStack Platform 9」の提供を開始した。
Red Hat OpenStack Platform 9は、2016年4月に公開されたOpenStackの「Mitaka」リリースをベースに、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7.2」を基盤として構築。分散ストレージソフトの「Red Hat Ceph Storage 2」や、ハイブリッドクラウド管理ツール「Red Hat CloudForms」と統合されたクラウドプラットフォームを提供する。
最新版では、「Red Hat OpenStack Platform Director」によるOpenStackの自動アップデートおよびアップグレードの仕組みを導入。ライブマイグレーションの改善や、コンピュートコンポーネント「Nova」から選択可能なCPUピニング機能、ブロックストレージコンポーネント「Cinder」のGogle Cloud Storageへの対応などが行われている。
また、Red Hat OpenStack Platform 9は「Red Hat CloudForms」と接続し、自動化されたクラウドデプロイメント環境を提供。OpenStackリソースの固有の発見、監視、綿密な調査を提供し、すべてのOpenStackインフラストラクチャコンポーネントにわたるポリシーベースの運用およびライフサイクル管理、OpenStackでの仮想化されたワークロードの実行を可能にする。