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アライドテレシス製法人向けルーター「AR4050S/AR3050S」で、ラック提供の脅威情報リストが利用可能に

「AR4050S/AR3050S」

 アライドテレシス株式会社のUTM機能内蔵型VPNルーター「AR4050S/AR3050S」において、株式会社ラックの脅威情報リストに基づいたセキュリティ機能が9月から提供される。7月22日付けで両社が共同発表した。

 AR4050S/AR3050Sは、500~1000台規模のクライアントPC利用を想定した法人向けVPNルーター。セキュリティ機能として「UTM(統合脅威管理)」を採用しており、ゾーンベースファイアウォール、カスタムURLフィルタリングなどが利用できる。本体価格は9万9800円(税別)から。なお、一部セキュリティ機能の利用には有償ライセンスが別途必要。

 9月から新たに提供されるのは、ラックのセキュリティ監視センター「JSOC」にて収集されたC&Cサーバーなどのリスト。このデータベースを使用することにより、悪意ある端末との通信をAR4050S/AR3050S側で自動遮断できる。国内企業を狙った標的型攻撃への対策として有効という。