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ALSI、運用管理機能を強化したクラウド型Webフィルタサービス「InterSafe CATS 4.5」

 アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は27日、クラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe CATS」の新版「同 Ver. 4.5」を発表した。同日より販売を開始している。

 InterSafe CATSは、ポリシー設定からアクセス規制、ログ管理に至るまで、すべてクラウド上で行えるクラウド型Webフィルタリングサービス。社内のネットワークに接続していない持ち出し端末への対策や、マルチデバイス(Windows/iOS/Android)に対応し、組織内外のWebアクセス一元管理を実現するという。

 今回の新版では、新たに運用を容易にする機能を追加した。まず管理機能では、新規に導入するユーザーが、組織に適したポリシーでスムーズにフィルタリングの利用を開始できるよう、「小学校」「中学校」「高校」「大学」「企業」「官公庁」向けのサンプルルールを提供する。

 さらに、管理画面から「カテゴリ確認システム」が利用できるようになるため、特定のWebサイトのURLがどのカテゴリに分類されているのかを管理者が確認可能になり、ポリシー設定の追加・変更などに役立つとのこと。

 このほか、登録できるグループ数の上限が500まで拡大され、多数の部門を持つ大企業やxSP事業者における管理性を向上。プログラムの自動アップデート機能や管理画面からのクライアント証明書配信機能も追加され、運用管理の負担を軽減するとしている。

 また、対応環境ではAndroid 6に対応した。

 価格(税別)はユーザー数によって異なるが、例えば5~99ユーザーの場合、1ユーザーあたり年間3000円から。公共向け、アカデミック向けの割引価格も用意されている。